有料

沖縄ETC割引、継続を要請 2024年3月期限切れ 副知事が国交省を訪問


沖縄ETC割引、継続を要請 2024年3月期限切れ 副知事が国交省を訪問 沖縄自動車道のインターチェンジ(写真は北中城IC)
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

【東京】池田竹州副知事は9日、国土交通省で国場幸之助国交副大臣と面談し、2024年3月末で期限切れとなる沖縄自動車道の割引制度について、自動料金収受システム(ETC)車を対象とした制度継続を要請した。
 池田副知事は、沖縄自動車道について(1)ETC利用車を対象にした現行の割引制度の継続(2)ETC利用車を対象とした平日朝夕割引、深夜割引の継続適用―の2点を求める県と県町村会連名の要請書を提出した。
 面談後の取材に池田副知事は「沖縄自動車道は沖縄本島の南北をつなぐ県民、観光客の移動や物流における定時性、速達性を確保する道路として重要な役割を担っている」と説明した。
 池田副知事によると、国場氏は「割引制度は必要」との認識を示した一方で、県内で遅れが目立つETCの普及促進への取り組みを求めたという。 (安里洋輔)