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立憲民主県連、仲村氏が新代表に就任 「県民の怒りに応える」 國仲氏が幹事長


立憲民主県連、仲村氏が新代表に就任 「県民の怒りに応える」 國仲氏が幹事長 抱負を語る立民県連の仲村未央代表(左)と國仲昌二幹事長=18日午後、那覇市の立民県連事務所
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 立憲民主党県連は18日の常任幹事会で喜友名智子代表(県議)の辞任を承認し、仲村未央県議の代表就任と國仲昌二県議の幹事長就任を決定した。仲村氏は取材に「地方自治を踏みにじるような現政権への県民の怒りや思いに応えていきたい」と抱負を語った。

 喜友名氏は、次期衆院選沖縄4区の公認候補擁立について「県連を分裂させない、党本部とのねじれ対立をつくらない、支援組織の意向尊重」などから検討したが結論が得られなかったと説明。「混乱を収拾するために辞任が必要と考えた」と説明した。

 4区については、党本部がオール沖縄共同代表の金城徹氏の公認を発表した。一方で県政与党県議らは4区統一候補擁立に向けた選考委員会発足へ準備を進めている。

 仲村氏は選考委発足を念頭に「自民政権を倒すという県民の期待を大事にし、一本化の議論に臨み、調整していきたい」とした。自身の任期については県連の規約通りではなく、来年3月に予定する県連定期大会に合わせて「代表選挙を行いたい」と説明した。(佐野真慈)