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「万が一への備え」先島諸島にPAC3投入から半年 防衛省、破壊措置命令は継続中


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「万が一への備え」先島諸島にPAC3投入から半年 防衛省、破壊措置命令は継続中 北朝鮮の「衛星」発射に備え、上空に向けて構えるPAC3の発射機=21日、石垣市
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北朝鮮が予告した今年3回目の「人工衛星」打ち上げに備え、防衛省・自衛隊は5月末から継続中の破壊措置命令に基づき、迎撃態勢を敷いている。

 先島諸島に航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)部隊を投入、期間は約半年に及ぶ。自衛隊幹部は「万が一への備えだ」と強調した。

 北朝鮮は、朝鮮半島西側2カ所とフィリピン東側1カ所の海上に危険区域を設定しており、沖縄周辺の上空を通過する恐れもある。