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「原因徹底究明」 抗議決議を可決 北谷町議会、賛成多数


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 【北谷】北谷町議会(仲地泰夫議長)は12日の12月定例会で、鹿児島県・屋久島沖で発生したCV22オスプレイ墜落事故に対する意見書と抗議決議を賛成多数(賛成16、反対2)で可決した。有効な再発防止策が講じられるまでオスプレイの飛行を停止することや、事故原因の徹底究明などを求めた。反対したのは高安克成氏と仲栄真恵美子氏で、配備撤回を求めるべきとの姿勢を示した。高安氏は議会終了後、本紙の取材に対し「対策を打てば飛行を再開していいのか。建白書を尊重しておらず、配備撤回を求めていない。議会の主張が後退している」と反対した理由を述べた。
 後日、沖縄防衛局に意見書を直接手渡す。その他の日米関係機関へは郵送する。(石井恵理菜)