琉球舞踊重踊流二世宗家の志田真木の芸術選奨文部科学大臣賞を祝う会が10日、那覇市内のホテルで開かれた。池田竹州副知事や俳優の仲間由紀恵、琉球舞踊や古典音楽の重鎮、関係者が多く出席し、琉球舞踊界の功績を祝った。
志田真木は、これまでの実績や2022年12月のセルリアンタワー能楽堂での「琉球舞踊 真木の会」などが評価され、受賞に至った。同賞は、母で国指定重要無形文化財「琉球舞踊」人間国宝の志田房子以来。
県立芸大で真木の授業を受け持った波照間永吉名桜大大学院教授は「真木さんは『考える葦(あし)』としての舞踊家。豊かな情景を舞台で表現していってほしい」と祝辞を述べた。真木は「これまでの先生方のおかげで琉球舞踊が舞踊芸術の一つとして光が当たった。感謝の気持ちでいっぱい」と語った。 (田吹遥子)
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志田真木の大臣賞祝う 芸術選奨 重鎮、関係者ら出席
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琉球新報朝刊
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