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<記者席>意識転換で基地返還


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 ○…フィリピンのスービックとクラークの二つの米軍基地跡地を視察した渡久地修県議(共産)。1992年の返還後は共に経済特別区として開発された。「基地が経済発展の最大の阻害要因」を目の当たりに。特別区の成功は「基地がない不安より自主発展」を選択した国民の「意識転換」があると現地担当者から説明され「感銘を受けた」。県内は戦後78年が過ぎた今も広大な米軍基地が残る。基地返還実現には意識転換も必要な道か。基地のない沖縄を目指す道は続く。