「腐敗政治改革」　政権交代目指す　立民代表

　立憲民主党の泉健太代表＝写真＝は４日、党本部で年頭記者会見に臨み、自民党派閥の政治資金パーティー裏金問題を受け「自民、岸田内閣に正当性はない。腐敗政治を根本から変える」と述べ、次期衆院選で政権交代を目指す考えを表明した。立民単独での政権獲得は困難だとして、日本維新の会や国民民主党など野党各党に連携を呼びかける方針を示した。
　松野博一前官房長官ら裏金疑惑が取り沙汰されている議員に対し「自ら説明し、政界から一度身を引くのが正しい選択だ」と辞職を要求。今月召集の通常国会で焦点の一つとなる政治資金規正法の改正を巡り「自民では良い法律は作れない」として、野党で改正案作成を主導するとした。