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地盤隆起で港が陸に


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

石川県輪島市の皆月湾。隆起によって消波ブロックが見えている=6日午後1時28分(共同通信社機から)
 最大震度7を観測した能登半島の状況を6日、共同通信社機で上空から取材した。石川県輪島市沿岸部の約15キロにわたる範囲で港湾内が陸地になるほど顕著に地盤が隆起した様子を確認できた。同乗した名古屋大の山岡耕春教授(地震学)は「2007年の能登半島地震による隆起より大きい」と話した。
 隆起の痕跡が顕著に見られたのは、輪島市北西部の大沢漁港周辺から同市門前町鹿磯周辺にかけての沿岸約15キロ。隆起によって海中から地上に現れたとみられる白っぽい岩肌が複数の場所で確認できた。