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自民、安倍派 おごりと反省


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 自民党は7日、衆院議員池田佳隆容疑者が逮捕されたことを受け、沈痛ムードに覆われた。党四役経験者の一人は、池田容疑者が所属した安倍派に最大派閥のおごりがあったと反省を口にした。他派閥の若手は「現職議員の逮捕は衝撃だ」と事件の展開を不安視した。
 自民は8日の週に岸田文雄首相を本部長とする政治刷新本部を設置し、党改革の議論を開始する。茂木派中堅は、能登半島地震と党改革の双方とも「きちんと進めないとまずい」と政権の先行きを案じた。
 連立を組む公明党の幹部は「自民は党全体で当事者として危機感を持ち、うみを出し切るべきだ」と注文を付けた。