二代目比嘉清子／２０日に襲名公演／柳清本流、国立劇場

　柳清本流家元二代目比嘉清子の襲名披露公演「ちむくみてぃ」（同実行委員会主催、琉球新報社共催）が２０日午後２時、浦添市の国立劇場おきなわである。二代目比嘉清子は「柳清本流が一丸となった舞台を届けたい」と語った。
　古典女踊の名手と言われた初代比嘉清子。１９３３年に屋我良勝に師事、５０年に柳清本流の前身「柳清会」を創流した。２０２０年、初代の孫にあたる比嘉一惠が二代目比嘉清子を襲名した。
　公演では、初代が戦後復活させた古典女踊「柳（やなじ）」「苧引（うーびち）」、創作した「みやらび」「柳清の舞」を披露する。二代目は「比嘉清子の名前を残し、功績を継承していきたい」と誓いを込めて語った。
　入場料は４千円（当日は５００円増し）。問い合わせは電話０９０（９７８４）９８３２（比嘉）。