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自見氏きょう来沖 先島のインフラ視察


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 【東京】自見英子沖縄担当相は9日の閣議後会見で、10日から沖縄を訪問し、宮古島市や石垣市などを視察すると公表した。視察対象のほとんどは、安全保障上で必要性が高い空港や港湾など民間インフラ施設を政府が指定する「特定利用空港・港湾(特定重要拠点)」の候補となっている。同事業に基づく整備費用は、沖縄関係予算としても支出されることが固まっている。
 10日は宮古島市で下地島空港、平良港など、11日には石垣市で石垣港離島ターミナル、竹富町で複合型福祉施設整備事業などを視察する。
 自見氏は目的について「沖縄振興事業と関わりのある現場の第一線の状況を自らの目で確認する」とした。玉城デニー知事とは面会しない意向も明らかにした。
 (安里洋輔)