＜図書室＞

　「ラクにのがれる護身術」　（ヒーロ黒木著）
　道で突然絡まれた。上司に体を触られそうになった―。いざというときに身を守りつつ、その場を切り抜ける極意を元自衛官で護身術道場を営む著者が紹介する。重要なのは決して相手に勝とうとしないこと。常に「負けない状態」を保つことを心がけ相手の攻撃をうまくいなすことで非力な人や気の弱い人でも窮地を逃れることができるという。腕をつかまれた際の外し方、刃物を持った相手に応戦する方法など実践的アドバイスも充実。（青春出版社・１７６０円）