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組踊「春夜の夢」を再演 高嶺美和子作、26日、国立劇場


組踊「春夜の夢」を再演 高嶺美和子作、26日、国立劇場 「春夜の夢」の稽古をする出演者ら
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 琉球舞踊かなの会師範の高嶺美和子による新作組踊「春夜(はるよ)の夢~牡丹亭の梅と柳~」が26日午後7時、浦添市の国立劇場おきなわである。2022年初演の同作に、新たなエピソードを加えて上演する。
 思鶴(高嶺)と亀千代(仲村圭央)は夢の中で恋に落ちる。再会を願いながらも命を落とした思鶴は幽霊になって現れる。花の神(伊藝武士)や閻魔王(比嘉大志)なども登場する。高嶺は「続きが見たいという声に応えた。組踊に出てこないような登場人物が出るのも見どころ」と話した。一般2千円、高校生以下千円(当日は500円増し)。問い合わせは電話090(3792)1486。