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親善・福祉取り組み70年/沖縄国際婦人クラブが祝賀会


親善・福祉取り組み70年/沖縄国際婦人クラブが祝賀会 沖縄国際婦人クラブ70周年を、舞を披露して祝う会員ら=1月11日、那覇市の沖縄ハーバービューホテル(提供)
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 国際親善と社会福祉活動に取り組む沖縄国際婦人クラブは11日、創立70周年記念祝賀会を那覇市の沖縄ハーバービューホテルで開催した。トリッシュ・クレイマー会長は「昨年、沖縄県内の18団体に寄付した。創立時から現在に至るまでの会員の努力に感謝し、これからも継続したい」とさらなる活動を誓った。会員と来賓の計250人が来場し、幕開けのかぎやで風は外国人会員も舞台に上がり会場を盛り上げた。
 沖縄国際婦人クラブによると、1954年1月、米軍将校クラブ「ハーバービュークラブ」(現ハーバービューホテル)で設立総会を開いた。在沖米国総領事の妻、ジュビー・マーフィンさんが初代会長。琉球政府の比嘉秀平行政主席の妻、秀子さんらが顧問だった。現在会員数300人で、米国やイギリス、エジプト、韓国などさまざまな国の人が参加している。
 式典では獅子舞などの演目のほか、最年長の会員、柳元由喜子シニア顧問の100歳の誕生日も祝った。海外在住の元会員も出席して祝辞を述べ、さまざまな地域からのビデオメッセージも紹介した。