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85歳の誕生日に 西江喜春独演会 8月、国立劇場おきなわ


85歳の誕生日に 西江喜春独演会 8月、国立劇場おきなわ 来年8月の独演会開催を知らせる(左から)琉球古典音楽安冨祖流絃聲会の上地正隆副会長、西江喜春、普久原均実行委員長=12月26日、那覇市泉崎の琉球新報社
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 国指定重要無形文化財「組踊音楽歌三線」人間国宝で、安冨祖流絃聲会師範の西江喜春の第3回独演会(同実行委員会主催)が8月25日午後6時、浦添市の国立劇場おきなわで開催される。琉球古典音楽の独唱や門下生による斉唱のほか、組踊「銘苅子」の歌三線を全て一人で担う。
 公演の開催日は、西江の85歳の誕生日に当たる。西江=写真中央=は「80を過ぎてどのくらいまで歌えるのかと不安に思うこともあるが、先輩たちを見習って頑張りたい」と意気込んだ。
 実行委員会事務局で安冨祖流絃聲会副会長の上地正隆=同左=は「80代半ばにして素晴らしい歌声。ぜひ聞きに来てほしい」と呼びかけた。前売りは5千円(当日券は500円増し)。問い合わせは電話080(1726)7436(上地)。