沖縄芝居研究会(伊良波さゆき代表)は2月4日、大道具製作研修成果披露会を那覇市の那覇文化芸術劇場なはーとで開いた。同会の美術担当者を中心に、演者などのメンバーも含めて製作した大道具や背景などを展示した=写真。
同会は、県文化振興会による沖縄文化芸術の創造発信支援事業で、沖縄芝居における大道具製作者の養成に取り組んでいる。この一環で、舞台美術の第一人者である新城喜一さんと榮徳さん兄弟の指導の下、大道具を製作した。製作過程は映像で記録。これまで同会が製作したものや榮徳さんが所有する大道具を掲載したカタログも発行した。
成果披露会では、大スタジオに井戸や玄関先、家などの大道具や背景を展示した。同会の美術担当として製作にあたった伊良波輝人さんは「大道具を広げる広いスペースがなくて、解体しながら作った。大変だったが、楽しかった」と振り返った。 (田吹遥子)
有料
大道具製作者の 研修成果を披露 沖縄芝居研究会
![大道具製作者の 研修成果を披露 沖縄芝居研究会](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/2024/02/RS20240225G00656010100-scaled.jpg?resize=615%2C410&crop_strategy=smart)
この記事を書いた人
琉球新報朝刊
![Avatar photo](https://ryukyushimpo.jp/uploads/2023/09/favicon-21x21.png)