周遊形式で会場をつなぐ国際ショーケース・フェスティバル「ミュージックレーンフェスティバルオキナワ2024」と「トランスアジアミュージックミーティング2024」がこのほど、沖縄市のミュージックタウン音市場などを会場に開かれた。沖縄をはじめ韓国や香港、タイなど国内外から49組のアーティストが出演した。
ミュージックタウン音市場では、沖縄からKinamiやHOMEなどが出演した。沖縄を拠点に活動するシンガーソング・ライターのKinamiは「Celebrity Posters」を軽快に歌い、「Who」をしっとりと歌い上げた。配信サービスの大型プレイリストに選出されるなど国内外から注目されるKinami。時にパワフル、時に切ない歌声が会場に響いた。
沖縄在住の3人組バンド「HOME」は昨年、台北などアジア各地でライブを開催するなど国内外で注目を集めている。冒頭の「愛のうた」では、ボーカルのsei.がハミングだけで、会場を物憂げな空気に変えた。リリースと同時にSNSや配信サービスで話題を呼んだ「Lucy」なども演奏。80年代をほうふつさせるインディーポップのドライブ感あふれるサウンドに、会場は最高潮に盛り上がった。 (田吹遥子)
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国際フェスに49組 音市場など周遊形式 Kinami、HOMEも
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琉球新報朝刊
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