県立芸大の島田優香(院2年)は1月29日、バイオリンリサイタルを那覇市のパレット市民劇場で開催した=写真。島田は第56回新報音楽コンクールで、全部門の最優秀賞に当たる特賞と弦楽部門の最優秀賞に当たる数和子賞を受賞した。その記念コンサートとしコンクール受賞曲をはじめ、バイオリンの名曲を披露した。ピアノは運天暢子が務めた。
同コンクールでの受賞曲である、ラヴェルの演奏会用狂詩曲「ツィガーヌ」では、伸びやかで温かみのある音色を響かせた。そのほか、フランクの「バイオリンソナタイ短調」など、日頃の鍛練の成果を丁寧にじっくりと聴かせた。
島田は「たくさんの方にお世話になり音楽を続けてこられ感謝している」とあいさつした。アンコールに讃美歌の「シャロンの花」を演奏した。(田中芳)
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バイオリンの名曲披露 島田優香リサイタル
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琉球新報朝刊
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