沖縄に縁のあるプロ奏者らで構成する「C→BRASS(シーブラス)ウインドオーケストラ」は2月18日、第3回定期公演を浦添市のアイム・ユニバースてだこホール大ホールで開催した。2016年にベルギー・ブリュッセルで発生した連続爆破テロ事件への鎮魂歌として作曲された「ブリュッセル・レクイエム」や、「沖縄をテーマとした吹奏楽作品公募」で最優秀賞を受賞した「祈りの島」(佐藤信人作曲)を初演した。指揮は加藤雅弘。
南城市の久高島を題材に作曲された「祈りの島」では、C→BRASSユース(青少年の部)と、オーディションで選抜された小中高生の子どもたちがプロ奏者と共演した。久高島の自然、厳かな雰囲気が、吹奏楽の壮大で幻想的な雰囲気で表現された。
2部では、平和を希求する願いが込められた作品、アッペルモントの「ブリュッセル・レクイエム」を披露した。迫力にあふれる多彩なメロディーが展開された。2024年度の全日本吹奏楽コンクール課題曲なども披露した。(田中芳)
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平和への思い表現 C→BRASSウインドオケ公演 久高島題材「祈りの島」初演も
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琉球新報朝刊
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