茉莉花バレエ&ダンススタジオによる公演「MA・TSU・RI VOL.2」が2月12日、那覇文化芸術劇場なはーと小劇場で開かれた。2部構成で、2部の「サガリバナ 眠らない街」(茉莉花演出・振付)では、沖縄ロックがさかんな70年代のコザを背景にし、夜の街でたくましく生きる女たちを6人のダンサーらが演じた。情感の込められた舞などで魅了した。公演は昼と夕方の計2回で、夕方を取材した。
6人のダンサーを茉莉花、松川夏子(カンパニードリームアート)、渡久地円香(マイドリ・バレエスタジオ)、照屋舞生好(maima)、AMEKU(ADEA OKINAWA)、比嘉千莉(茉莉花バレエ&ダンススタジオ)が演じた。
ピアノとギターの生演奏も取り入れ、佐渡山豊の「ドゥチュイムニィ」をはじめ、ビートルズや紫など、ロック音楽に乗せて多彩な踊りで引き込んだ。
茉莉花は「70年代の沖縄は戦争を引きずっているが、女性たちのたくましさを感じた」と舞台背景に込めた思いを語った。
1部はコンテンポラリーやモダンバレエなどの小品集が披露された。
(田中芳)
有料
70年代沖縄 情感豊かに 茉莉花スタジオ公演 なはーと小劇場
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琉球新報朝刊
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