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組踊地謡研修部 自主公演で3題 野村流音楽協会、響ホール


組踊地謡研修部 自主公演で3題 野村流音楽協会、響ホール 「銘苅子」を上演する野村流音楽協会の組踊地謡研修部=3日、うるま市民芸術劇場響ホール(提供)
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 琉球古典音楽野村流音楽協会組踊地謡研修部の第41回自主公演「えにし」が3日、うるま市民芸術劇場響ホールであった。部員らが研修の成果を披露した。
 同部は1977年に発足し、野村流音楽協会の多くの部員が所属している。現在は国指定重要無形文化財「組踊」保持者の島袋英治、銘苅盛隆、糸数昌治、上間克美が指導者を務めている。
 この日は組踊3題を上演。立方は、「執心鐘入」には宮城流宮城能造琉舞組踊研究所が、「銘苅子」には宮城本流鳳乃会宮城能鳳組踊研究会が、「女物狂」には玉城流琉扇會平田行正琉舞組踊道場、宮城元流宮城能史組踊研究会が出演した。 (田吹遥子)