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国立劇場が「打組舞踊」企画 20日に公演


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 国立劇場おきなわは4月から6月にかけて琉球舞踊の打組舞踊に関連する企画を展開する。4月17日午後6時には小劇場で打組舞踊に関する公演記録鑑賞と講座を開催。同20日午後2時からは大劇場で琉球舞踊公演「打組舞踊の会」を開催する。同13日から6月16日まで資料展示室で入場無料の企画展を開催する。
 打組舞踊とは、複数の踊り手が男女など相対する役で掛け合いになる踊り。公演記録鑑賞では、1936年、東京の琉球古典芸能大会での、玉城盛義と親泊興照が「加那よー天川」を踊る様子など貴重な映像を上映し、玉城秀子、金城美枝子、比嘉聰が登壇して語る。無料で整理券が必要だが、配布は終了した。問い合わせは電話098(871)3318。
 20日の「打組舞踊の会」は、渡久地美代子と古謝弘子による「川平節」など、重鎮や中堅、若手の舞踊家が共演する。一般3700円など。予約・問い合わせは電話098(871)3350。