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劇団うない 12日 浦添・国立劇場 家族の温かさ「糸車」


劇団うない 12日 浦添・国立劇場 家族の温かさ「糸車」 「糸車」の稽古をする出演者ら=4月27日、浦添市の沢岻公民館
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 劇団うない(中曽根律子代表)が12日午後1時と5時から、浦添市の国立劇場おきなわで時代人情歌劇「糸車」(小島伸太郎作)と時代明朗劇「阿嘉ぬひじ水」を上演する。
 「糸車」は乙姫劇団解散前の公演で披露されて以来の上演。劇団うないとしては初となる。真加戸(兼島米子)との縁組に身を引いた樽金(比嘉一惠)が気晴らしに釣りに出ると、身重のチラー(古謝渚)が身投げしようとしている場面に出くわして助ける。チラーは樽金の家で出産し、樽金の母アヤー(中曽根律子)とも一緒に暮らすが、突然、子の父親カナー(宮里香澄)が現れる。
 中曽根は「家族の温かさを感じる物語。ぜひやりたいと思っていた作品。チラーの心の変化も見どころ」と語った。
 前売り2500円(当日500円増し)。学生1500円(当日受付のみ)問い合わせは事務局、電話090(7570)8128。