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劇団群星 11、12日 料亭那覇 愉快な「年ぬゆーるー」


劇団群星 11、12日 料亭那覇 愉快な「年ぬゆーるー」 母の日公演への来場を呼びかける劇団群星の宮里良子座長(左)と糸数きよし=4月26日、那覇市泉崎の琉球新報社
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 劇団群星(宮里良子座長)は11、12の両日、那覇市辻の料亭那覇で「母の日公演~沖縄芝居でうとぅいむちさびら~」を開く。11日は「年(とぅし)ぬゆーるー」、12日は「親売ります」を上演する。
 「年ぬゆーるー」は、ゴンゴロウ(新垣正弘)とグジャー(宮里良子)の貧しい夫婦が、正月を前に集金に押し寄せる家主(糸数きよし)らとのやり取りを描く喜劇。11日は民謡歌手の前川守賢が歌を披露する。
 「親売ります」は、年をとってわがままになったアンマー(上間朝子)を売りに行こうとする息子のマチュー(新垣正弘)に登場人物が諭していく物語。ゲストのやぎのシルーも芝居に出演する。両日とも玉城流翔節会家元の玉城節子が舞踊を披露する。
 宮里は「母の日は心から笑ってほしい。2日間めんそーれー」と呼びかけた。食事込みで4千円。正午~午後1時まで食事、午後1時15分開演。チケットは両日完売した。問い合わせは電話090(3013)8291(宮里)。