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復帰52年へ 軍事化批判 平和行進 宮古で出発


復帰52年へ 軍事化批判 平和行進 宮古で出発 シュプレヒコールをしながら平和外交の重要性を訴える5・15平和行進の参加者ら=11日、宮古島市平良西里
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 【宮古島】沖縄の日本復帰から52年を迎えるのを前に、「5・15平和行進」が11日、宮古島市から始まった。同市での行進は平和運動センター宮古島が主催し、沖縄の過重な基地負担を訴えた。政府が進める南西諸島への軍備強化を念頭に、参加者80人が「沖縄を戦場にするな」「安保3文書反対」などの声を上げながら街頭を歩き、平和外交の重要性を強調した。 (27面に関連)
 集会でマイクを握ったミサイル・弾薬庫配備反対住民の会の下地博盛共同代表は「南西地域に軍事化の波が押し寄せている。政府が琉球列島を要塞化していることは明白だ」と軍備強化を進める政府の姿勢を批判した。
 5・15平和行進は15日に石垣市、18日に沖縄本島で行われる。18日正午は宜野湾市立グラウンドで「5・15平和とくらしを守る県民大会」が開かれる予定。 (友寄開)