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地元・与論が初優勝 やんばる駅伝


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【与論】第31回やんばる駅伝競走与論島大会(主催・同実行委員会、与論町、琉球新報社)が18日午後、鹿児島県与論町の総合グラウンドを発着点に開かれ、地元の与論町チームが2時間35分36秒で初優勝を果たした。同大会で離島勢の優勝は第15回大会の伊平屋村以来2度目となった。
 (12、22面に関連)
 大会は北部12市町村の13チーム(名護市は2チーム)、与論町の合計14チームが出場し、9区間43・1キロで争った。レースは6区以降、与論、名護市南、今帰仁の3チームが激しく競り合う展開が続き、最終9区(5・7キロ)で与論の山田勇基が序盤から一気に抜け出し、勝負を決めた。
 選手らは記録への挑戦と地元の栄誉を懸けて、たすきをつなぎながら力走した。島内では多くの住民が声援を送り、白熱したレースを盛り上げた。
 (池田哲平)