第22回城間正テノールリサイタル「母に捧ぐ歌」が29日午後7時、那覇市のパレット市民劇場で開かれる。母をテーマに日本歌曲からセレナーデ、ラテンまで幅広く披露する。
城間は1月に91歳になる母親を亡くした。開催日の29日は母の誕生日。公演では、鹿島鳴秋作詞の童謡「浜千鳥」など母をテーマにした歌や、城間の母が好きだったフォスターの「夢路より」などを日本語訳の歌詞で歌う。城間=写真右=は「遺品整理で母が歌詞を書き写したものを見つけた。この歌が好きだったのかと初めて分かった」と語る。
「母と同世代や私と同世代の人にはなじみがある歌が多いはず」と城間。ピアノを担当する渡具知愛=同左=も「歌詞が染み渡る曲ばかり」と来場を呼びかけた。
前売りは一般2千円、学生500円。当日も同じ。問い合わせは電話090(1366)9231(城間)。
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テノール城間正 「母に捧ぐ」公演 29日、パレット市民劇場
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琉球新報朝刊
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