ドキュメンタリー映画「鯨のレストラン」(八木景子監督)が25日から、那覇市の桜坂劇場で上映される。同日午後2時半の回終了後、監督による舞台あいさつがある。
映画はクジラ料理専門店の大将への取材を軸に、国際機関の関係者への証言も記録。食文化やSDGsの観点から、クジラ肉の魅力やタンパク源としての重要性を訴えている。
1948年にクジラの乱獲を防ぐ目的で捕鯨がさかんなアメリカなど15カ国で国際捕鯨委員会(IWC)を設立。鯨類資源が回復し、持続可能な形で利用することができることになったとして日本は2018年に脱退し、19年7月から商業捕鯨を海域や鯨種を限定して再開している。
八木監督は前作「ビハインド・ザ・コーヴ」で捕鯨問題の謎に迫った。八木監督は「ホエールウオッチングの本拠地でもある沖縄でぜひ見てほしい」とコメントを寄せた。(田吹遥子)
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「鯨のレストラン」 沖縄でぜひ見て きょうから桜坂劇場
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琉球新報朝刊
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