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渡嘉敷流が公演 横浜で来月8日 「初代への顕彰込め」


渡嘉敷流が公演 横浜で来月8日 「初代への顕彰込め」 稽古に励む渡嘉敷流の出演者=15日、那覇市の安謝公民館
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 琉球舞踊渡嘉敷流は第3回関東公演「藍より青く」を6月8日午後1時半、横浜市の港南公会堂で開く。初代家元の渡嘉敷守良が琉舞を根付かせた神奈川の地で初の公演。
 公演では「若衆菊見踊」や、二代目渡嘉敷守良振り付けの「江戸下り口説」など渡嘉敷流ならではの演目も並ぶ。上演機会が少ない「長伊平屋節」は二代目が一人舞で披露する。初代が振り付けた舞踊歌劇「三日月(アカマタ)」も上演。二代目渡嘉敷守良は「戦後の何もない時代に初代が神奈川で琉球舞踊を広めた。初代への顕彰を込めて届けたい」と語った。
 前売りは3500円(当日券は500円増し)、問い合わせは電話090(3070)2900(花岡)。