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絃聲会関東支部 20周年記念公演 100人超で、新機軸も


絃聲会関東支部 20周年記念公演 100人超で、新機軸も 舞台であいさつする川崎仙子支部長(前列中央)ら歴代の関東支部役員ら=5月25日、東京都練馬区の光が丘IMAホール
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 【東京】琉球古典音楽安冨祖流絃聲会関東支部(川崎仙子支部長)の設立20周年記念公演が5月25日、東京都練馬区の光が丘IMAホールで開かれ、100人を超える出演者が古典音楽の魅力を発信した。
 節目を祝う公演の幕開けは、約50人が「かぎやで風」などを斉唱。若手からベテランまで独唱などを披露した。今回は笛を中心とした器楽合奏や、組踊「執心鐘入」から一場面を抜粋し、唱え、歌三線、笛、箏を女性だけで演じるなどの新機軸を取り入れた。
 川崎支部長は「組踊に挑戦するのはコロナの影響で練習が途絶えたこともあったが、さらにレパートリーを増やしたい。今後も子どもや若い人を育てていきたい」と抱負を述べた。
 (金城潤)