新執行部が発足　２３日「海邦組踊」　野村流伝統音楽協会

　琉球古典音楽野村流伝統音楽協会は４月２８日、西原町中央公民館で定期総会を開催し、玉城利和会長らの新執行部を発足した。創立４０周年記念誌の発刊と、北部支部など新支部の強化を図り、会員増を目指す。　　２３日には、地謡研修部が主催する「第２５回　海邦組踊シリーズ」を浦添市の国立劇場おきなわ小劇場で開催する。昼の部と夜の部で異なる、斉唱、琉球舞踊、組踊など全１０演目を披露する。昼の部は午後１時開演で、２０２３、２４年度琉楽奨励賞受賞者などの子どもたちの斉唱や、組踊「護佐丸敵討」などを披露する。夜の部は午後５時半開演で、組踊「執心鐘入」などを披露する。
　公演に向けて玉城会長は「息の合った歌を聴いてもらいたい。２年かけて取り組んできた研修成果を披露する」と意気込んだ。入場料は３千円。問い合わせは電話０９０（１９４５）１３４８（前川）、電話０９０（１９４８）３４９０（宮平）
　新執行部の役員は次の通り。　（敬称略）
　副会長・瑞慶山良祐、新城雄一▽事務局長・宮平光英▽書記・前川學、又吉恭平▽会計・香取美恵子