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内閣不信任 否決 解散なし、国会事実上閉幕


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 衆院は20日の本会議で、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた立憲民主党提出の岸田内閣不信任決議案を自民、公明両党などの反対多数で否決した。立民の泉健太代表は趣旨弁明で改正政治資金規正法の不備を挙げ、岸田文雄首相に対し「改革を進める資格はない」と衆院解散か退陣するよう迫った。主要野党は裏金事件を批判し、日本維新の会、国民民主党を含め一致して賛成。首相は衆院を解散せず、通常国会は21日、会期末の23日を前に事実上閉幕する。 (3面に関連)
 昨年12月に続き、主要野党の対応がそろった。れいわ新選組は棄権した。