本人「無視する。名誉毀損だ」与那国町議へ2度目の辞職勧告 町議会が全会一致で辞職を求める理由とは


本人「無視する。名誉毀損だ」与那国町議へ2度目の辞職勧告 町議会が全会一致で辞職を求める理由とは 与那国島(資料写真)
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 【与那国】沖縄県与那国町議会は13日に開会した9月定例会で、5月に妻への暴行容疑で逮捕され、後に罰金20万円の略式命令を受けた町議の阪口源太氏(47)に対する辞職勧告決議案を、出席議員の全会一致で可決した。3人は退席した。可決は6月に続き2度目。阪口氏は本紙の取材に「無視する。名誉毀損(きそん)だ」と述べ、今後も議員を続ける考えを示した。

 決議文は5月の逮捕に加え、今夏の交通安全県民運動期間の7月11日に軽車両(自転車)に乗り、酒気帯び運転をした疑いで警察に指導されたと指摘した。

 阪口氏は酒気帯びに関して「身に覚えがない。うわさを流す人がいる」と否定した。

 (照屋大哲)