第1回全日本小学校合唱コンクール全国大会が3日、東京都の新宿文化センター大ホールで開かれた。九州支部代表として県内から3校が出場し、那覇市立石嶺小合唱団は金賞、西原町立坂田小音楽部は銀賞、南城市立大里南小音楽部は銅賞をそれぞれ受賞した。大会には35都道府県から39団体が出場した。金賞を受賞したのは石嶺小を含めて13団体だった。
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石嶺小(砂川深雪校長)の合唱団は4年~6年生まで計37人。指揮者の工藤かや教諭によると、同じ首里地域にある首里城で10月31日に発生した火災と正殿などの焼失に、ショックを受けて落ち着かない様子の児童もいた。コンクールに向けて工藤教諭は「みんなの歌声で首里の街を元気にしよう」と呼び掛けた。
児童たちは自由曲「生きている地球」、課題曲「kirie」を堂々と歌い上げ、金賞を射止めた。工藤教諭は「首里城への思いあふれるいい合唱だった」と振り返った。会場では大勢の来場者が、児童たちに声を掛け激励したという。
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