経済

二毛作は5万本のヒマワリ 菊の出荷後、夜の農地飾る

 読谷村儀間の菊農園サンセットファームは、電照菊畑に約5万本のヒマワリを咲かせ、新たな風景を作り出している。菊の出荷を終えた農地を活用し、菊の間にヒマワリの種をまいた。夜は電球に照らされたヒマワリを見ることができる。農園を経営するIKEHARAの池原公平代表は「夜のヒマワリ畑は世界初じゃないか」と笑顔で話す。


菊農園に咲いたヒマワリを紹介するIKEHARAの池原公平代表=12日、読谷村儀間のサンセットファーム

 ヒマワリの町として有名な北海道北竜町の関係者がSNSでサンセットファームの取り組みを知り、ヒマワリを植えてみないかという提案とともに10万粒の種を送ってきたという。

 3月末に種をまき、45日間で花を咲かせた。花は持ち帰り自由で、新型コロナウイルスの感染予防のため30分に1組ずつと入場制限を設けて営業している。体験料金は満足度に応じて支払ってもらう。

 予約の受付は17日までだが、すでに追加の種も北竜町から買い取り、夏に再び花を咲かせる予定だ。

 思い出作りとしてドローンの撮影サービスも2千円で実施しており、その場でデータを提供している。上から撮ると、赤い電球の場所が「I LOVE YOU」の文字となって浮かび上がる仕掛けだ。

 年間400万本の菊を生産・出荷するサンセットファームは、昨年から観光スポットとしての農園作りに取り組んでいる。

 生産者と消費者との接点をつくってファンを獲得しようと、農園をおしゃれにレイアウトして観光スポットに仕立て上げた。

 独特な空間でのアクセサリー作り体験や、オリジナルTシャツの販売など農家の枠を超えた取り組みを続け、「サンセットファーム」というブランド作りに取り組んでいる。

(中村優希)



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