7メートルの巨大「トカゲ」がお出迎え! 約17年前から街の目印にビルをよじ登り


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 【名護】沖縄県名護市城の商業ビル「ナゴプラザ」の壁を巨大なオキナワキノボリトカゲ(方言名・アータクー、アーナー、コーレーゲスなど)がよじ登っている。

遠くからでも目立つキノボリトカゲ=11日、名護市城
ビルの壁をよじ登る巨大なキノボリトカゲ=11日、名護市城

 17年ほど前に設置されたキノボリトカゲの大きさは約7メートル。テナントが入居する5階から、貯水タンクのある7階部分までの壁に張り付いている。ナゴプラザの所有者の男性は「名護市はやんばるの玄関口。やんばるで多く見られるキノボリトカゲを見てもらい、北部にやってきたという気分を高めてほしいと思い設置した」と振り返る。

 沖縄海邦銀行名護支店は今年5月初旬まで同ビルに入居。同行の女性行員は「いい目印。遠方から支店に来るお客を案内する際は『キノボリトカゲがいるビルです』と説明していた」と話した。