「パラミツ」頭よりも大きく 20年前に苗を植え5年前から実る


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
パラミツの実を前にして笑顔の玉城美枝さん(左)と親戚の日高郁雄さん=本部町

 【本部】沖縄県本部町崎本部の集落に住む玉城美枝さん(92)の庭に頭より大きなパラミツの実がなり地域の話題になっている。

 パラミツはクワ科パンノキ属の植物で玉城さんの妹がフィリピンから持ってきて20年前に苗を植えたもの。5年前から実がなるようになり、今年は4個も実った。那覇に住むめいや近隣住民が採りに来るそうで、本人は食べたことがないと話していた。

 南国のフルーツ、ドリアンと見た目が似ているが、ドリアンのようなきついにおいはしないという。

 1人暮らしの玉城さんの庭には他にも四季柑やバンシルーの木があるが「鳥が植えたはず」と話す。健康の秘訣(ひけつ)は「ネコと散歩するのが楽しい。あとはテレビが楽しみ」と笑顔で話した。
 (喜納高宏通信員)