安室さん押印、1年延長 きょう引退して2年 ファンの要望に応え


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安室奈美恵さんの「♡(ハート)ポスト」にはがきを投函するため、連日多くのファンが駆け付ける宜野湾マリン支援センター=15日午後2時すぎ、宜野湾市大山

 【宜野湾】沖縄県出身の歌姫・安室奈美恵さんが引退し16日で2年となった。宜野湾市と市観光振興協会、日本郵便沖縄支社による「宜野湾ハート♡プロジェクト」は15日までに、市大山の宜野湾マリン支援センターにある安室さんの「♡(ハート)ポスト」に投函すると安室さんが描かれた押印が付くサービスを、さらに1年継続することを決めた。

安室奈美恵さんが押印されるイメージ(宜野湾ハート♡プロジェクト提供)

 期間は16日から来年9月15日まで。当初のサービスは昨年9月16日から1年間だった。ポストが展示されている宜野湾マリン支援センターにはファンが多く来場し、サービスを「続けてほしい」との声が上がっていた。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で沖縄に来られない全国ファン向けに、ハートが入ったはがきのインターネット販売も始める。はがきセット(6枚入り税込み800円)を二つ購入すると、今年9月16日の日付が押印されたはがき1枚をプレゼントする。

 売上金の一部を県内の児童養護施設に寄付するなどしてきたプロジェクト事務局の高江洲義之・市観光振興協会事務局長は「ファンの安室さんへの思いは2年たっても変わっていない。その思いと安室さんの『沖縄の子どもたちのために』の意志を見える形にしていきたい」と述べた。

詳細は市観光振興協会のホームページ(https://ginowan.info/)で、17日午後1時に掲載する予定。