【写真特集】沖縄の伝統行事 「収束したら盛大に」熱い気持ち脈々


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<大綱曳>東西に分かれて熱戦を繰り広げる与那原大綱曳=2019年8月4日、与那原町の御殿山青少年広場

 その年の収穫に感謝し、翌年の五穀豊穣を祈願する豊年祭や、安全平和を祈願するウスデーク、大綱引きなど、例年夏から秋にかけて県内各地では伝統行事が集中して行われる。しかし今年は新型コロナウイルス流行の影響で、相次いで中止や縮小になった。地域住民は終息を願い、来年の開催に望みをつなぐ。地域で脈々と受け継がれてきた伝統行事の一部を本紙が過去に撮影した写真で紹介する。

<結願祭>国の重要無形民俗文化財に指定されている小浜島の結願祭のミロク(弥勒)行列=2009年10月22日、竹富町小浜島
<シヌグ>国の重要無形民俗文化財に指定されている安田のシヌグ=2017年8月28日、国頭村安田
<八月踊り>多良間村八月踊りの組踊「忠臣仲宗根豊見親組」の美人姉妹オーガマとクイガマ=2019年9月6日、多良間村仲筋の土原御願所
<エイサー>迫力のあるエイサーで多くの観客を魅了する沖縄市の諸見里青年会=2019年8月23日、沖縄市のコザゲート通り
<節祭>祖納集落の節祭で、同地域独特の「フダチミ」を先頭にしたアンガー行列=2001年10月4日、西表島西表の前泊海岸
<棒術>今帰仁村の今泊区豊年祭で力強い棒術を披露する区民ら=2011年9月10日、今帰仁村今泊
<獅子舞>首里末吉町十五夜祭での獅子舞。250年の伝統がある=2017年10月7日、那覇市の首里末吉町公民館
<パーントゥ>国の重要無形民俗文化財に指定されている宮古島のパーントゥ。島尻のパーントゥ・プナハで、泥を塗られ泣き叫ぶ子ども=2012年10月9日、宮古島市平良
<ムシャーマ>波照間島最大の行事ムシャーマの東組のテーク(太鼓)=2019年8月14日、竹富町波照間島