秋空真っ青、黄色い旬…島ニンジン、中城で収穫始まる


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青空の下、収穫に励む農家の饒波盛順さん=25日、中城村北浜(喜瀬守昭撮影)

 沖縄地方は25日、大陸からの高気圧の張り出しによる寒気の影響で雲が広がったが、おおむね晴天となった。県内最大級の島ニンジンの産地として知られる中城村の北浜では黄色く育った島ニンジンの収穫が始まっている。

 饒波盛順さん(83)は「今年は厳しい気候だったが、朝夕欠かさず水まきをしたので、まずまずの出来となっている」と笑顔で語った。12月から2月にかけて収穫の最盛期を迎える同村では12月12日を「中城村島にんじんの日」と制定している。