冬空に花火 宜野座村内4カ所で600発 コロナ収束など祈願


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
冬空を彩った花火=25日、宜野座村の漢那ダム

 【宜野座】「ぎのざ元気花火」と題して25日、沖縄県宜野座村内4カ所から花火600発が打ち上げられた。医療従事者への感謝や、新型コロナウイルス収束祈願などを込めて企画され、冬空を彩る花火に村民たちは歓声を上げていた。

 例年、10月に開かれている宜野座村まつりの一環。今年、まつりは新型コロナウイルスの影響で中止したが、子どもたちの思い出づくりや、地域が希望を持って前へ進めるようにと花火を実施した。

 25日夜、見晴らしのよい漢那ダムの左岸展望広場では、親子連れらが花火を楽しんでいた。村立漢那小6年の仲間太誠さんは「4カ所の花火を一度に見渡すことができて良かった」と話していた。