「丑年記念」闘牛大会!うし年生まれの牛主が豪華対戦繰り広げる


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闘牛たちの勝利への執念がぶつかり合い、好試合の連続に沸いた丑年記念大闘牛大会=28日、うるま市石川多目的ドーム

 【うるま】沖縄県うるま市石川多目的ドームで28日に開催された、昭和48年生まれのうし年の牛主たちによる「丑(うし)年記念大闘牛大会」(主催・勢頭、古堅、与勝、胡屋、石川、伊波、北部、宜野湾闘牛組合、共催・琉球新報社)。元全島王者や将来のチャンピオン候補、今をときめく連勝牛など、全島闘牛大会にもひけを取らない豪華な顔触れが繰り広げる熱戦に、駆け付けた観客も興奮の連続だった。

 「審判泣かせ」の異名を持つ、まちかんてぃー20が敗走と見せかけて何度も向き合う、いつものスタイルで会場の笑いを誘ったり、若手の新力Babyが15戦のキャリアを誇る龍星白雪をひっくり返すほどの猛攻を見せたりと、好試合の連続に会場は沸いた。

 組合の垣根を越えて結成された「S四八牛虎會」の会長を務める登川潤さんは「ことしがうし年ということで、約1年前から計画していた。今後も闘牛の発展のために誠意を込めて取り組んでいきたい」と語った。