かれんなピンク色、島に彩り 渡嘉敷小中学校、生徒と教頭先生が丹精込め


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
マツバボタンの花を植え付けした國仲貴光教頭。生徒と一緒に丹精込めて育てた=6日、渡嘉敷小中学校校門前

 【渡嘉敷】渡嘉敷小中学校(大城正篤校長)の校門前の花壇に植えられているマツバボタン(松葉牡丹・スベリヒユ科)の花が真夏の強い日差しの中でかれんなピンクの花が満開となり道行く人の目を楽しませている。

 同校の國仲貴光教頭が地域住民から苗をもらい5月に挿し芽をし、生徒と一緒に丹精込めて育てた。マツバボタンを植えた花壇は島の表玄関である渡嘉敷港から集落に通ずる県道沿いにあり、村民や観光客らが目にする場所。

 國仲教頭は「子どもたちが気持ち良く登校できる。地域住民も苗をもらいにくるので大事に見守りたい」と目を細めた。
 (米田英明通信員)