「ミス桜」3人選出 もとぶ八重岳桜まつり 沿道4キロ、7000本の桜が見ごろ 沖縄


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八重岳をピンク色に染める桜=21日、本部町八重岳

 【本部】第45回もとぶ八重岳桜まつり(主催・同実行委員会)が、「ひとあしお咲きに」をキャッチフレーズに21日、本部町八重岳桜の森公園を主会場に開幕した。2月5日まで。

 日本一早い春の到来を告げる桜まつりで、4キロ余の沿道に約7千本のヒカンザクラが見頃を迎えた。山頂に行くほどきれいに開花しており全体では四分咲き(21日現在)となっている。

本部ミス桜に選ばれた(左から)稲葉彩音さん、壷内楽さん、湧川彩さん

 オープニングセレモニーには真鳥洋企県文化観光スポーツ部観光政策統括監、湧川盛順沖縄美ら島財団専務理事、本部町関係者らが出席しテープカットした。平良武康本部まつり実行委員会長は「八重岳一帯が桜まつりを中心に観光拠点になっている。海洋博公園の花まつりも含めて町全体をテーマパークにしていきたい」とあいさつした。

 一方、2023年本部ミス桜の発表もあり、稲葉彩音さん=沖縄美ら島財団=と壷内楽さん=本部町教育委員会、湧川彩さん=ライフサポート縁=の3人が選ばれた。発表後、色違いの紅型衣装を身にまとった3人に、会場から大きな拍手が送られ1年間の活躍に期待した。

 稲葉さんは「この1年間本部町の魅力や美しさを多くの人に伝えて行きたい」、壷内さんは「町の美しいところや豊かなところをPRしたい」、湧川さんは「生まれ育った町をPRしたい」と笑顔で抱負を語った。

 桜まつりは、本部ミス桜3人とミス沖縄が、沖縄花のカーニバル2023と、もとぶ八重岳桜まつりの開会宣言でスタートした。
 (上間宏通信員)