琉球新報社 
人気グループ「EXILE」が所属する芸能事務所「LDH JAPAN」のグループ会社「EXPG」が運営する総合スクール「EXPG STUDIO OKINAWA」が、北中城村のイオンモール沖縄ライカム内に移転し4日、リニューアルオープンした。
プレス発表会が1日、同会場で開かれEXILE TETSUYA、同校出身で「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE（ザ・ランページ・フロム・エグザイル・トライブ）」のパフォーマーとして活躍する、県出身の神谷健太と与那嶺瑠唯がクロストークに登壇した。
EXPG STUDIOは2003年に開校した東京校を皮切りに、国内に12校、海外3校の全15校を展開する。沖縄校は10年に開校し、現在約150人の生徒が在籍する。ダンススクールの枠を超えて県内屈指のエンターテイナーを育成するスクールとして定着している。
リニューアルした同校では今後、県内独自のオーディションを行う予定。今年の7～8月には、日本発のダンスのプロリーグ「D.LEAGUE」で活躍するDリーガーらを講師に迎えてダンスサマーキャンプを計画する。神谷は「若者たちの夢をかなえる場所、そして地元の皆さまから応援していただける場所となるように、EXPG OKINAWAを発展させていきたい」と意気込みを語った。
沖縄校の生徒の特徴や印象について与那嶺は「自分もそうだったが、シャイな部分もあるが、心に秘めているものや燃え上がる魂を感じ、音楽に対してすごく素直なのかなと感じる。シャイな子だがダンスを踊ると自分を出せる生徒たちがたくさんいるのが沖縄。そういったものをどんどん伸ばしていきたい」と語る。
EXILE TETSUYAは「世界で活躍するアーティストをつくるというのがLDHの大目標なので、EXPGから羽ばたいていってくれたらうれしい。自分たちの大きな目標に向かって夢に賛同してくれる子どもたちが、たくさん来てくれればいいな」と笑顔で話した。
（田中芳）
