【名護】「わが村ヌ我が家の桜が一番」をテーマに、地域の桜の咲きぶりなどを競う「第7回東江桜スゥーブ(勝負)」(主催・同実行委員会)の表彰式が2月18日、名護市の東江区公民館で開催された。区内5本の桜が奨励賞に選ばれた。幸地光男審査委員長は「どの桜も順位をつけられないほど良かった。手入れを頑張っている」と評価した。
スゥーブでは桜の咲きぶりのほか、樹齢、樹幹胸高などが審査対象となる。表彰式には津波一夫区長、実行委員の岸本林さん、岸本直也さんらが出席した。
東江区は桜の植栽などに力を入れており、2018年に「東江さくら村宣言」、19年には「東江さくらマップ」を完成させるなど、桜を活用した地域おこしを続ける。来賓であいさつした、名護さくらの会の儀保充会長は「皆さんの桜に対する愛情が伝わる」と述べた。
奨励賞を受賞した同区2班の玉村稔さん(75)は「妻が一生懸命、日々の手入れをしてくれた」と語った。その他の入賞者は次の通り。(敬称略)
【奨励賞】真喜屋武さくら(7班)▽兼次さくら(3班)▽崎山寛さくら(8班)▽ウジャンバル屋桜(1班)
【桜景観賞(神ケ森)】東江成人会
【企業功労賞】明治安田生命保険相互会社名護営業所桜
【オリオンビールいちばん桜工場長賞】東江区獅子御願殿
【特別表彰・東江未来創造功労者】比嘉鉄也
(長嶺晃太朗)