レインリリーが満開、梅雨空に映える 県道沿い400メートル 沖縄・宮古島


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 【宮古島】台風2号が通過した宮古島市の各地で、レインリリーの花が満開となっている。島最北端の狩俣集落を縦貫する県道230号には、4日からレインリリーの花が一斉に満開になり、散歩する住民や道行くドライバーの目を楽しませている。およそ400メートルある植栽升は地元の複数のボランティアサークルが管理しており、毎年梅雨期の6月から9月ごろまで花を咲かせる。

県道230号沿いで咲き誇るレインリリー=4日、宮古島市平良狩俣

 ボランティアサークル「狩俣クリーンアップ21」の狩俣佐代子さんは「管理が大変だけど、道行く人が楽しんでくれたらうれしい」と笑顔になった。

 通りは市街地から池間島につながる幹線道路となっており、昼間は地元の一般車だけでなくバスやトラックなどの大型車やレンタカーの交通量も多い。

 地元の60代男性は「この通りは生活道路でもあり、通学路だ。お年寄の横断も多い。満開のレインリリーの草花を楽しみながら集落内はゆっくり走ってほしい」と話した。
 (友寄開)