真昼の決闘 2メートル大物ハブ“逮捕” 「冬場前、注意を」


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“真昼の決闘”で大物ハブを仕留めた渡嘉敷駐在所の出野淳巡査長=13日、渡嘉敷区

 【渡嘉敷】渡嘉敷区内の田んぼで農作業中の當山清林さん(77)が13日正午ごろ、田んぼのあぜ道で大物ハブを見つけ、渡嘉敷駐在所の出野淳巡査長へ連絡、パトカーで早速駆け付けた出野巡査長が格闘の末、見事に仕留めた。ハブは長さが2メートル近くもあり、ネズミを丸のみしたのか、おなか回りが大きく膨らんでいた。

 出野巡査長は昨年4月に渡嘉敷に赴任以来、ハブの大捕物は2回目。今回大物ハブとの“真昼の決闘”に勝利し、満足げだった。出野巡査長は「冬場の寒さを前にハブの活動も活発化している。昼夜、食べ物を求めて活動しているので、野山や畑、夜間の道路を通行する際は細心の注意を払ってほしい」と呼び掛けている。(米田英明通信員)