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【星空写真】天の川くっきり 渡名喜島 伝統的な集落景観に浮かぶあまたのきらめき


この記事を書いた人 琉球新報社
山の尾根から星空にくっきりと浮かぶ天の川=14日、渡名喜村(ジャン松元撮影、15秒間露光)

 無数の星が肉眼で観察できるほど、自然豊かな渡名喜村で14日午後9時30分ごろ、夜空に天の川の帯がくっきりと浮かんだ。伝統的な赤瓦の家屋や、樹齢200年以上のフクギなど美しい景観が魅力の同村。夜は街灯などの影響が少なく、ダイナミックな星空が広がる。

 ペルセウス座流星群のピークを過ぎたこの日は、目立った流れ星は確認できなかった。島独特の切り立つ岩山の尾根からは、天の川の星が白い帯状に広がり、天空を南北に横切る様子が肉眼でも見られた。
 (ジャン松元、写真も)

フクギ並木の間から星空にくっきりと浮かぶ天の川=14日、渡名喜村(ジャン松元撮影、15秒間露光)