スイセンの花、咲き誇る 伊江で見頃


この記事を書いた人 Avatar photo 瀬底 正志郎
スイセンが見頃を迎え、甘い香りが漂う「すいせんの里」=伊江村西江上

 【伊江】伊江村内で薬局を営む内間俊和さん(68)所有の「すいせんの里」で、かれんなスイセンの花が咲き誇り、村民や観光客の目を楽しませている。

 畑は北海岸にある水源地「湧出(ワジー)」入り口近くと伊江島空港東側の2カ所。昨年末のクリスマスから咲き始め、晴天の日には太陽の光を浴びながら、風に揺られ踊っているように見える。辺り一面に甘い香りが漂い、黄色と白の花びらが映える。
 内間さんは薬局を経営する傍ら、花であふれる島にしようと、40年ほど前からスイセンを植え始めた。内間さんは「畑の近くにコウノトリが舞い降り、スイセンも見てくれたと思う。心を癒やしてほしい」と話した。
 1月いっぱいが見頃で花摘み(有料)もできる。問い合わせは内間薬局(電話)0980(49)2123。
(金城幸人通信員)